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当社が誇る研削技術

品物の受け入れ検査

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お客様から研削する品物を預かると、まず綿密に「受け入れ検査」を行います。
「素材の材質は何か」、「素材の合成比はどうか」、「バリや傷はないか」など、研削作業をする前に詳しく調査。受け入れ検査をし、品物の特徴を詳細に把握することで、より良い研削の実現につなげています。

品物が到着するごとに受入日やロット・個数を確認し、研削前の品物と研削後の品物が混じらないように管理します。品物の特性によって、待機させておくボックスの素材や大きさなどを変えるほどです。ここには生産管理の経験を持つ、池澤紀夫の知恵が生かされています。


高精度を支える毎朝の測定

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当社では毎朝、研削作業をする前にマイクロ(測定具)の点検をします。なぜなら、前日の作業によって、測定具に微細なズレが生じている可能性があるからです。そのため、作業前には必ずゲージブロックを使って寸法がくるっていないかどうかを確認します。測定具を使用するとはいえ、最後は自分の感覚によって決定します。


強みは微妙なさじ加減の研削

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例えば、製造時に上部と下部の太さが微妙に異なる部品をまっすぐに研削するといった、繊細なセンターレス研削技術を池澤研磨は得意としています。また、お客様の要望を確認しながら、「この品物は何回研削するか」など、品物ごとに作業工程計画を組んでいきます。

当社の特徴は、ただお客様の要望に合わせて研削するだけでなく、「この品物は、こういう製品として組み立てられるから、キモチ抜けにくくしておこう」、「この品物は後工程でメッキされるから、メッキの寸法差を計算してキモチ細めにしておこう」など、その先の製品組み立てを想定して、1/1000単位という微妙なさじ加減で研削を行っていることです。この技能は池澤研磨の誇りでもあり、ほとんどの取り引き先から高い評価を得ています。




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